インフィニティ-牛窪恵オフィス

「範囲の経済」

「19年1月、日清食品が10本4000円の美容ドリンクを発売し、話題となっています。
カップヌードルの印象が強い日清食品がなぜ?と感じる人も多いのでは。
範囲の経済とは、一つの企業(家庭)が、複数の異なる事業や別分野の商品(メニュー)を行なったり作ったりすることで、一事業あたりのコストを削減できるという概念。
おもに、事業の「多角化」などの際に、用いられる考え方です。先の日清食品グループの例も、広い意味で「範囲の経済」が働いた一例と言えるでしょう。
というのも、同グループ企業の一つである「日清ヨーク」は、日本で初めて飲むヨーグルトを開発した、乳酸菌の老舗だから。
つまり、肌にうれしい「ヒアルモイスト乳酸菌」を研究・発見できるだけの下地が、既に50年も前から、日清食品グループにあったのです。~~~」

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(2019.5 8掲載 「プレジデントウーマンOL」 ・牛窪取材受)