インフィニティ-牛窪恵オフィス

「切ない熟メン」

「熟メンの多くは、昭和の高度成長期や、平成初期のバブル経済を体験し、「24時間戦えますか」の流行語に象徴される「企業戦士」として長年、戦ってきた世代です。
「男たるもの、人前で弱音を吐くな」などと叱咤され、年功序列・終身雇用の制度の下、タテ社会ならではのしがらみや社内派閥による抗争、アフター5や土日の接待も厭わなかった。当時は「上司の命令を断る」という発想もなかったのでしょう。
一般に、妻たちの多くは、遅くとも「子育て」が一段落する50歳ぐらいまでに、「この先、『○○ちゃんのママ』ではない自分として、どう生きるか」を真剣に模索します。ですが熟メンたちは50歳過ぎてからも~~~」

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(2019.5 17掲載 朝日新聞「Reライフ」 ・牛窪取材受)